NPOの為のホームページ作成講座

NPOの為のホームページ作成講座

株式会社オーバーランド、特定非営利活動法人 結婚相談NPO 代表の影山と申します。

本ページでは私が実際に10年以上NPOを運営して来た中で身に着けました、NPOに特化した最適なホームページの作成方法をご紹介致します。

このページをご覧頂く事で「NPOのホームページに求めれる要素」について、網羅的にご理解いただけるよう目指しています。

ご自身で作成される際も参考になりますし、NPO限定のお得なホームページ作成サービスもご案内しておりますので、ご検討いただけますと幸いです。

本ページは後述の有料noteからの引用も含むためGoogle等の検索に引っかからないように設定をしていますため、お気に入り(ブックマーク)への保存をお勧め致します。

影山
影山

ホームページは自団体内で運用できるようにならないと、費用負担が高額になりますので、運用マニュアル付きの格安ホームページ作成サービスを運営しています。

まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。

自己紹介

影山

自己紹介:1990年代からホームページを作成。2003年にゲーム会社「株式会社オーバーランド」を設立。海外との取引の為、海外向けホームページなども作成・運用。少子高齢化問題に危機感をいだき、2013年に「特定非営利活動法人 結婚相談NPO」を設立。オーバーランドのゲーム事業は政治シミュレーションゲームを最後に収束し、現在はNPO活動を主に行っております。既にオーバーランドのゲーム事業はサポート対応程度しかしていませんが、営利セクターで20年経営を経験し、更に非営利セクターで10年の経験を積んでいる人物は珍しいのではないかと自負しております。

▼株式会社オーバーランド
https://www.overland.co.jp/

▼結婚相談NPO
https://bridal-npo.org/

結婚相談NPOのホームページは、ほぼNPOとしての理想を達成しているホームページだと思います。「ほぼ」と申しますのは、ホームページはどうしても陳腐化するもので、改修が追い付かない部分は残っているからです。(作成サービスはその点も改善し、現時点でのベストを達成しています)

NPOに特化したマーケティング勉強用noteも執筆していますので、ご興味がございましたらご利用ください。現代ではあらゆる事業者に求められるマーケティング能力ですが、特にNPOでは重要なスキルだと感じています。本noteは定期的に更新をし、内容を追加するタイミングで価格改定をする方式を採用していますので早めにご購入いただきますとお得です。(ご購入後は価格改定後の追記部分もすべてご覧いただけます)

ウェブ系CMS運用歴

  • 2002年 XOOPS利用開始
  • 2003年 Nucleus(ニュークリアス)利用開始
  • 2006年 EC-CUBE 利用開始
  • 2007年 WordPress 利用開始
  • 2007年 phpBB 利用開始

ウェブサイト開発が本職ではありませんが、運用歴だけはかなり古参に入ります。本ページではNPO運営者としての視点を大切にして、団体ホームページについて解説して参ります。

NPOのホームページの構築方法

さて、本題のNPOのホームページ作成につきまして、私は2つのパターンがあると考えています。

  1. WordPress(ワードプレス)で作成。これが基本で、自団体内に簡単な更新(※)ができる人を育てる必要があります。前述の結婚相談NPO(オーバーランドも)のホームページもWordPressを採用しておりまして、本来はこちらのパターンを採用すべきです。
  2. HTML(推奨)もしくはWordpressで作成。こちらはITが苦手でホームページ更新の自信が無いという団体様向けです。団体としての更新情報はSNSで済ませます。NPOとしての発展が難しくなると思われますので、お勧めはしておりません。

WordPressとは?

WordPressは元々は独自ブログを作成する為のCMS(コンテンツマネージメントシステム)でしたが、多機能化し、現在は全世界のホームページの40%超がWordPressで作成されていると言われます。投稿(コンテンツ)の新規追加が楽というのが一番の特徴です。オーバーランドを設立した段階ではまだCMSというもの自体が存在しないに等しい時代でしたのでHTMLで作成していましたが、HTMLは更新に向いていないので、途中からWordPressに変更しています。

※更新とは?

更新は新情報の投稿のイメージがありますが、プラグイン(※)およびセキュリティアップデートの対応が含まれます。WordPressはプログラムで作られている為、HTMLと比べるとどうしてもセキュリティ上の欠点が発生しやすく頻繁にアップデートされます。このアップデートがくせもので、アップデートの際にプラグインと衝突をして壊れてしまう事もあります。私も過去に3度ほど遭遇しましたので、ゼロにする事は不可能です。更新をしないとホームページを乗っ取られてしまう可能性もあるので、更新を避ける事はできません。

※プラグインとは?

CMSであるWordPressに様々な機能を追加する機能の事で、お問い合わせフォームなどもこのプラグインで実装します。

それぞれのパターンのメリットデメリット

WordPressだけで運用可能なパターン1と、SNSの併用が前提のパターン2について、それぞれのパターンのメリットデメリットをお話しします。

パターン1のメリット

  • とにかく情報発信がしやすい:CMSですのでワード文章を書く感じで新規投稿が可能です。イベント開催が割と求められる現代のNPOでは重要なポイントです。
  • ホームページが評価されやすくなる:更新をする事でGoogle等の検索エンジンから一定の評価を受ける事ができます。

パターン1のデメリット

最低限のITリテラシーが団体内に求められる:ホームページの更新・運営を楽にしてくれたWordPressですが、投稿や更新で最低限のITリテラシーは必要になります。スタートアップNPOのホームページ作成サービスでは1ヶ月間の質問可能期間が付いていますので、その間に

パターン2のメリット

メンテナンスが不要:HTMLでもセキュリティ対策は必要ですが、出来る事も限られています。一度、作成してしまえば更新作業は原則不要と考えて良いでしょう。(もちろんSNSのアカウントを変更した際などは、リンクの再設定は必要です)

パターン2のデメリット

検索エンジンに評価されにくい:Google等の検索エンジンは更新されていないホームページの評価を徐々に落とします。評価基準は未発表ではありますが公然の事実です。理由は古い情報のままだと、現在は誤情報になっている可能性が高いからです。

情報公開が面倒:NPOは情報公開が義務付けられていますが、申請さえすれば、ホームページ上での公開(いわゆる電磁式公開)で許されます。実態は兎も角、ホームページ上での公開をしない場合はお金をかけて官報で公開をしなくてはなりません。これらの簡単な更新でもHTMLの編集が必要になるので、WordPressを使うパターンよりもコスト高になる可能性はあります。(年に一度なので、有料でホームページ事業者に頼むのもありだとは思いますが‥)

そもそも情報発信なんて必要なの?

NPOにとって情報発信は必須だと言いきれます。NPOでは賛同者をいかに集めるか?が重要で、極端な話しをしますと、ほぼ情報発信が業務になっている団体もある位です。

私自身も仲人活動をする中で「NPOや仲人の仕事はブロガーやYouTuberなのだろうか?」と思ってしまう事がありましたが、結論、現代では避けられない活動だと思い知り、仲人業務はスタッフに任せるようになりました。

影山
影山

皆様からお預かりしたお金を、社会問題解消の為に最大限に活用する事がNPO代表者の勤めだと考えています。

そもそもホームページなんて必要なの?

現代では、ホームページを持たない事業者は世の中に存在しないと同様に扱われますが、実は最近はホームページを持たない事業者(特に営利企業)も増えてきました。顕著なのが飲食店で、飲食店はInstagramをホームページ代わりにする事も増えてきたのです。飲食店と写真をメインに扱うInstagramは相性が良いので、皆様の取り組む事業次第(例えば子ども食堂)ではInstagramでも何とかなるかもしれません。

ただし、NPOの場合はGoogleのNPO向けサービス「Google for Nonprofits」の活用が運営継続の鍵となり、この「Google for Nonprofits」を活かすにはホームページが必須というのが私の認識です。

また「Google for Nonprofits」に限らず、金融機関からの融資を受ける際など、ホームページはチェックされると言われています。社会からの信頼基盤が脆弱なNPOだからこそ、信頼を築くツールとして必要と言えるでしょう。

ホームページの役割は「存在の提示・ブランド価値の向上・信用情報の向上」です。また、NPO法人に求められる事業報告もホームページだからこそ、電磁的な方法が認められるのです。

さっそくですが、私が考えるNPOのホームページに必要な条件をお伝えします。

  • レスポンシブ対応(パソコンとスマートフォンで同じ情報を表示する技術の事です)
  • 常時SSL可(お問い合わせフォームを含めた通信を暗号化する技術です。これをしないと警告が出るようになりました。)
  • 著者ページの作成(Googleに権威性を伝える為)
  • お知らせ表示
  • SNSリンク
  • オウンドメディアとしての役割
  • お問い合わせフォーム
  • Googleアナリティクス埋め込み
  • 最低限のデザイン
  • イベント告知のやりやすさ
  • LPの作成(Google for Nonprofitsの活用に必要)
  • サイト内検索の対象外設定
  • ページ毎のnoindex設定
  • ここまではやっておきたいというセキュリティ対策
  • これはやり過ぎというセキュリティ対策
  • トップページの更新しやすさ

これらを実装するには、やはり前述のパターン1で、WordPressを使ったサイト作成が必要です。同時に総会の開催連絡や年次報告位は自分で投稿できるようなITリテラシーを団体内に備える必要があります。

さて、一度、WordPressでホームページを作成したら金輪際大幅な改修は不要なのでしょうか?実は100%不要とは言い切れません。難しい話しは割愛しますが、WordPressのパーツには更新終了というリスクがあります。WordPress本体が定期的に更新される中、無料で提供されているプラグイン等の機能が新しいWordPressに対応し続ける事が難しい事は想像に難しくないでしょう。

我々利用者も無料のプラグインに対して、継続開発を強制する事はできません。また、オーバーランドおよび結婚相談NPOのホームページでは、有料お問い合わせフォームプラグインを利用していましたが、そちらも開発が終了してしまいました。

開発終了は遠い世界の話しでは無く、有料プラグインでさえも改修・乗り換えが必要な事があるのです。

その為、オーバーランドのホームページも、結婚相談NPOのホームページも何度か大幅改修を行っています。この作業はなかなか大変なものです。

影山
影山

ただし、この大幅改修はWordPressに大きな転機(「クラシックエディター」というものから「ブロックエディター」というものに大幅に変わりました。)が訪れた要因が大きく、当面は大幅改修は不要と思われます。

知っておいていただきたい事

ホームページ作成で幾つか知っておいていただきたい事があります。「サーバー」「ドメイン」「テーマ」「プラグイン」です。

ホームページの維持にはサーバー代とドメイン代がかかります。ウェブ作成事業者の中には自分が借りているサーバーの中にサイトを作ってしまう事業者も多く、一概に悪いとは言えないのですが、私はサーバーとドメインはご本人(各NPO)が取得すべきものだと考えています。理由を添えてご説明します。

サーバーとは?

ホームページのデータを置いておく、インターネット上のコンピューターです。有名どころでは「ロリポップ」や「エックスサーバー」が挙げられます。大体、1年契約で月額1,000円を割る位の料金でしょうか。昔と比較してだいぶ安くなりましたが、最近、物価高に合わせた値上げの雰囲気を感じます。

なぜ、他社と同じサーバーにデータを置く事がお勧めできないか?と申しますと、その会社が事業を止める際に一緒に消えてしまいかねない事。サーバーの権利を貰えた場合は、高いプランを利用しなくてはならない可能性がある事。エラーが起きた時の再起動が自由にできない事などが挙げられます。

影山
影山

私も何度かサーバーの移転を経験しましたが、かなり面倒なものです。

ドメインとは?

ドメインというのは「ホームページのアドレス(URL)」で、電話でいう電話番号のようなもので、早いもの順で文字列を指定しての取得ができます。

レンタルサーバー会社が無料で提供しているドメイン(最近流行のプレゼントは別)もありますが、基本的に有料ドメインを取得するべきです。理由は提供されているドメインは長くなる事、使い勝手がよろしくない事、ドメインに対して信頼性が評価されるようになっているからです。

また、SEOの世界ではドメインを育てるという考え方があります。

もう一つ、独自ドメインを持っていると、独自ドメインのメールアドレスを発行する事ができるようになります。(結婚相談NPOのメールアドレスをグーグル社のGmailシステムに設定して運用していますが、最近、gmailは独自ドメインにせず運用するのもありなのでは?と思っています。)

結婚相談NPOでは複数のドメインを取得していますが、最初に取得したのは bridal-npo.org です。

分かりやすく、結婚相談NPOの事例でお伝えすると、

「konkatsu.org」というドメインを取得していて、毎年ドメイン維持費を支払っています。取得費と維持費は取得するサービスと、トップレベルドメイン(TLD)によって異なります。

以下のようにサブドメインでサイトを切り替えています。(説明は割愛しますが、DNSの設定でこのような使い分けも可能です。)

日本では「co.jp」のドメインが評価されるようになっていますが、「co.jp」は営利企業で無いと取得ができません。営利法人の「co.jp」に対して、非営利法人が良く活用するのが「or.jp」もしくは「org」となります。

影山
影山

ドメインは出来るだけ短い方が良いという原則がある事、「or.jp」よりも「org」の方が少しだけ維持費が安いという理由で。私は「org」を選択しました。

もう一つわかりやすい例を挙げます。「 https://iyadanizi.xsrv.jp/ 」は香川県のお寺「弥谷寺」さんの当投稿執筆時のURLになりますが、Xサーバーが所有している独自ドメイン「 xsrv.jp 」のサブドメイン「iyadanizi」で運営されている事になります。
一般的に追加費用がかからない為、以前はこういったサーバーやプロバイダが持っているドメインのサブドメイン運用は割と一般的だったので、こちらのお寺はかなり早い時期からホームページを持った先駆者だったのかもしれません。

しかし、最近、独自ドメインとサブドメインの内容が異なる場合、Googleの評価が落ちる傾向が見られますので、その点でも例えば「 iyadanizi.jp 」の独自ドメインを取得して、乗り換えるべき時期に来ていると言えるでしょう。

もちろん「.jp」や「.com」など、他にも取得できるトップレベルドメインはあるので、団体や活動に合ったものをお選びいただければと思いますが、気を付けたいのが日本語ドメインです。例えば「婚活.jp」というドメインを取る事も出来るのですが、このURLは実は内部的には長い文字列に変換されていて、SEO的には良くない説があります。一時期、良い説もあったのですが、どうやら「覚えやすさのみがアドバンテージ」というのが現在の評価のようです。URLを入力する際に変換が必要なのもあまりよろしくないと思いますので、私でしたら日本語ドメインは避ける事をお伝えしておきます。

テーマとは?

WordPressには外見や基本的な機能を搭載した「テーマ」という概念があります。元々無料のテーマが幾つか附属していますが、必要な機能を全て備えているものは無く、普通は他のテーマを設定して運用します。大抵のテーマは有料で、オーバーランドのサイトはTCDという会社の有料テーマを、結婚相談NPOのサイトは「JIN」という有料テーマを利用しています。

当初は両方とも海外製のテーマを利用していましたが、開発が終了してしまったので、乗り換えた形です。

無料テーマで有名なのは「Cocoon(コクーン)」で、有料テーマで現在人気なのは結婚相談NPOが使っているJINの後継テーマ「JIN:R」と「SWELL」でしょうか。どちらも2万円弱の料金設定となっています。

ちなみに私がオウンドメディアで使用しているテーマには高機能な検索機能が付いていて、テーマのみでも少しお高めの値段(43,780円)となっています。同様の検索機能を実装する海外製プラグインもあるのですが、テーマ側で実装する方がやりやすいと判断をして購入しました。

影山
影山

なお、特殊なテーマという事もあり、導入設定には3ヶ月ほどかかりました。

プラグインとは?

プラグインというのは、WordPressに様々な機能を追加するソフトウェアで、これも無料と有料があります。例えば迷惑メッセージを除外する為の「Akismet」や、画像を自動で圧縮して表示速度を速める「EWWW Image Optimizer」、お問い合わせフォームの「Contact Form 7」などが定番プラグインと言われています。色々便利で楽しいプラグインもあるのですが、増やせば増やすほど処理が重くなり、更新時のエラー確率も上がるので、必要最低限のプラグインに留めるというのが原則です。(それでも結婚相談NPOのオウンドメディアでは40個ものプラグインを導入しています。)

WordPressを使ったホームページ作成方法

WordPressでホームページを作成するには、レンタルサーバーの契約をして、WordPressをインストールし、別途契約した独自ドメインを設定する事で、可能となります。

最近はレンタルサーバー会社がWordPressの簡単インストール機能などを提供していますので、ホームページの作成自体は少し勉強すれば、どなたでも出来る事です。

難しいのは作成後。NPO活動がしやすくなる為の、各種設定と運用なのです。単なるブログ運営ではありませんので、これはかなりの経験が必要になります。

皆さんは、ホームページ作成よりも、ホームページとSNSの運用に注力するべきだと私は考えます。

NPO運営と直結するお問い合わせフォーム

「お問い合わせフォーム」とは、ユーザーがホームページ上の入力欄に必要事項を入力する事で、入力情報をメールとして運営者に送信してくれるプロフラムです。
プログラムですからWordPressに限らず、少し分けて考えなくてはなりません。
(最近ではGoogleフォームで済ませる方も増えてきましたが、Googleフォームは少し癖が強く、利用者向けでは無いと考えています。)

WordPressをインストールしただけではお問い合わせフォームは設置できませんが、WordPressでは「Contact Form 7」をはじめとした人気プラグイン(プログラム)が多数あります。無料のプラグインも多く、導入自体はそこまで難しくないのですが、EFO(エントリーフォームオプティマイゼーション ※入力フォーム最適化)を意識した上で、設置しなければいけません。

このEFOをないがしろにすると、割とトラブルが発生しやすく、空欄での問い合わせも多発する為、再確認の手間(コスト)もばかになりません。

また、この時、送信者が携帯電話のキャリアメール(docomo・au等のキャリアが提供しているメールアドレス)で問い合わせをしてくると、こちらからの確認メールが迷惑メールフィルターに引っかかり届かないケースが多々あります。これはキャリアメールがGmailを迷惑メール扱いするフィルターを設置している事があるからです。

NPOは返信していたつもりでも「問い合わせしたのに返信が無い」と激高されている方も存在するのです。SNS等に書き込まれると割と悪影響が強めなのでご注意ください。

お問い合わせフォームでは、自動巡回ロボットによる不正問い合わせを減らす為に、よくCAPTCHAという仕組みが導入されますが、古いバージョンのCAPTCHAが表示する「ロボットではありませんか?」という文言に「俺をロボット扱いするのか!」とクレームが入った事もあります。CAPTCHAの導入は必須ではありませんが、CAPTCHAを最新版にする事で回避できますのでご検討ください。

影山
影山

性別欄に「男性・女性」しか設定していなかった頃、クレームが入った事があります。現代では「その他」も要求されている事なども要注意です。

EFOには様々な手法がありますが、特に重要なのが「必須項目の表示」と「プレースホルダーの設置」「確認画面の設置」です。ここでは結婚相談NPOのフォームを見てみましょう。

プレースホルダーとは「例)婚活 花子」と書かれている枠内の表示を言います。
これが有ると無いではかなり違い、個人情報の提供を嫌がる方は名字のみ、ひらがなで済ませようとしてきます。
こうなると過去の問い合わせを見つけ出す事も至難になりますので、業務にも悪影響が及びます。

また、トラブル回避の手段として、お問い合わせフォームの近くには「個人情報保護方針」へのリンクも設置しておきましょう。

お問い合わせフォームを設置する際には、EFOを意識して設置するようにしてください。

お問い合わせフォームは必要?

さて、ここまで書いて疑問に感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
当サイトはお問い合わせフォームを表示していないからです。
正確には存在はしているのですが、隠しています。

影山
影山

何故、お問い合わせフォームを隠しているのでしょうか?

それは経験上、メールの時代は終わったと感じているからです。(個人的意見です)
迷惑メールフィルター問題からトラブルが起きる事も多く、私の場合、プレスリリースも受け取っている事から、一日に1000通単位のメールが届く為、メールでは仕事がパンクするようになってしまいました。

そこで、本サイトではLINE公式のみに限定させていただいているのです。
中にはLINEを嫌がるユーザーもいらっしゃいますが、メールが苦手という方よりも少ないと感じています。特にシニア層に強いのがLINEの長所でしょう。

では、お問い合わせフォームは必要無いのか?と言いますと、NPOのページでは必須だと思っています。実際、マスメディア等からの取材依頼などもお問い合わせフォームから届きます。営業メールも来ますが‥

運営は大変になりますが、問い合わせチャンネルを複数持つ事が求められているのです。
最近はGoogleもホームページの評価基準として「お問い合わせページ」や「個人情報保護方針ページ」をちゃんと設置しているか?をチェックしているそうです。

実際、本サイトを除く、私が経営・運営する法人ページにもお問い合わせフォームは残しています。理想は「お問い合わせフォーム+LINE公式へのリンク」だと思います。

団体側で出来ればやっておきたい事

「ドメイン・サーバー」と異なり、必須とまでは言えませんが、やっておきたい‥やるべき事を4点挙げさせていただきます。

独自ドメインメールの設定

せっかく独自ドメインを取得したならば、メールアドレスも独自ドメインを利用したものに変えましょう。例えば、結婚相談NPOでは「 bridal-npo.org 」のドメインを取得していますので「 ユーザー名@bridal-npo.org 」のメールアドレスをスタッフに発行しています。ただし、独自ドメインの維持には高額では無い物の維持費が発生する為、あえてgmailなどのまま運用する方もいらっしゃいます。私でしたら独自ドメインメールにしますが「メールアドレスがあるから独自ドメインが止められない」と悩んでいた方もいらっしゃいましたので、無理に設定しなくても良いかもしれません。

Googleサーチコンソールアカウントの作成

「Googleサーチコンソール」は次の「Googleアナリティクス」との差が分かりにくいかもしれませんが、自社サイト等のGoogle検索についての情報をチェック・分析する為のツールです。どういったキーワードで検索され、ホームページに来たのか?などを知ることができます。また、ホームページを作成・更新した際のGoogleへの報告にも使われます。ホームページの改善には欠かせないものなので、SEOを意識するならば導入必須と言えます。アカウント作成後はホームページに計測タグ(コード)を登録する必要があります。通称「サチコ」。

Googleサーチコンソール設定マニュアルはこちら

Googleアナリティクス(GA4)アカウントの作成

「Googleアナリティクス(GA4)」は色々な事が出来るのですが、サーチコンソールで取得する検索以外のデータはこちらでチェックするとご理解いただければと思います。どの位の人数が、どこから流入してきているか?は非常に重要で、極端な話し、運用しているSNSからの流入がゼロならば、そのSNSは終了の検討をしても良いというビジネス的な判断ができます。

Googleアナリティクス設定マニュアルはこちら

Googleビジネスプロフィールアカウントの作成

「Googleビジネスプロフィール」はGoogleマップと関連の高いサービスで、主にGoogleマップにビジネス情報を載せる時に使われます。現状、交通事故的な低レビューをされる事も有り、登録したくないという方もいらっしゃるかと思いますが、SEOの視点でも重要視されてきましたので、出来れば登録しましょう。ローカル性の高い事業の場合は、必須と言えます。

reCAPTCHAアカウントの作成

「reCAPTCHA」はGoogle社が買収した不正ボットアクセスから守るWebセキュリティサービスです。以前の読みにくい文字列を入力させたり、画像を選択させるタイプのものは皆さんも触れた事がおありではないでしょうか?特に画像を選択させるタイプは納得感に乏しく、我々のNPOでもクレーム要因になっていましたが、現在のバージョンはそのようなアクションを要求しませんので、導入すべきです。

最新版の「Evolution of reCAPTCHA」は月100万回を超えるまでは無料なので、実質無料と言えると思いますが、ひとつ前の「reCAPTCHA v3」でも良いと思います。

アカウントを作成したら、忘れずにお問い合わせフォームに設定をしましょう。

NPO向けホームページ作成サービスのご提案

現在、スタートアップNPOでは、NPOに限定してホームページの格安作成サービスを承っています。(こちらの業務はNPOでは無く、株式会社オーバーランドとして承ります。)

特徴は以下となります。

  • 上記の必要機能は網羅しつつ、NPOに余計だと考えられる機能は省略しています。
  • サービスのご提供先はNPOのみに限定しています。
  • 運用のしやすさを重視しています。
  • 推奨プラグインを導入致します。
  • 推奨セキュリティ設定をします。
  • 可読性に優れたフォント設定をしています。
  • Cocoonという無料テーマを利用しています。
  • NPOサイトに適した固定レイアウト設定
  • 同じ構成でアップデートによるエラーが出ないか、定期的にチェックをしています。
  • ご希望を無料オンラインミーティング(Zoom)でうかがいます(一度だけ無料)
  • コンタクトフォームのメール送信先設定更新(一度だけ無料)
  • SNSアカウントの設定(一度だけ無料で更新可能)
  • 標準個人情報保護方針(プライバシーポリシー)ページを用意(一度だけ無料で更新可能)
  • 本サービスにかかわる部分は納品後も、LINEにてご相談が可能です。ただし、納品物に該当しないおまけサービスとしてのご提供とさせていただきます。
  • 普段の運用が自団体内でできるようにマニュアルをご用意しています。
  • 特典1)1ヶ月間の運用サポートサービス
  • 特典2)運用マニュアル
影山
影山

本サービスはご自身で運用をしていただく売り切り型のサービスです。作成後も月額費用がかかる一般的なウェブ作成・運用サービスでは、運用の手綱を渡してくれない為、なかなかスタッフが成長しません。

ホームページの運用スキルはSNS運用とも親和性が高く、NPO法人に必須のスキルとなります。

本サービスには一か月間のホームページ運用IT研修が付いていると言い換える事もできます。

※サイト受け渡し時にこちらのIDは権限変更もしくは削除し、ログイン不可としていただくようご案内いたしますが、当方による更新ご依頼時はログインIDをご提供いただく必要がございます。

SNSアカウントはホームページよりも後にアカウントが決定する事が多いことから、一度だけ無料で追加させていただきます。

また、コンタクトフォームに設定するメールアドレスも独自ドメインに変更する事が多いことから、一度だけ送信先の変更を無料で承ります。

個人情報保護法から「個人情報保護方針ページ」が必須となっていますが、そのページもとりあえず標準的なもので作成しますので、後日、一度だけ修正を無料で承ります。

影山
影山

おそらく、一番ポイントとなるのは同じシステム構成でアップデートチェックをしている事です。通常、アップデートでは、WordPressのバージョンと、サーバーのバージョン、プラグインのバージョン、テーマのバージョンが細かく関わってきますが、標準構成でのアップデートをチェックしています。

なぜ低価格なのか?

まず、本サービスはNPOのみに限定してご提供しています。理由としましては、私が今後の日本にNPOの活躍が欠かせないと考えている事、我々のこれまでの知見が役立つと考えている事、NPO以外からは相場通り(30万円~)の利益をいただきたいと考えている事からです。

出来る限りの低価格を実現する為に以下の制限を設けています。

  • 無料テーマCocoonを使用しています。
  • ご相談等はLINEでのみ承ります。
  • 弊社経由でのムームードメイン+ロリポップのご契約でお願いしています(アフィリエイトプログラムを使用しています)※ハイスピードプランの場合、ドメインはプレゼントされます。
  • ほぼ当サイトと同じ設定にて運用しています。
  • フッターにスタートアップNPOへのリンクを設定させていただいています。

オプション:お引き渡し後の更新はご自身でしていただけるようマニュアルをご提供していますが、当方で実施の場合は1ヶ所に付き1,100円(税込)を申し受けます。独自ドメインのGmail設定もご自身で実施される事をお勧め致しますが、5,500円(税込)となります。

Cocoonに拘る理由

有料テーマがあるのに何故、Cocoonに拘るのか?そこには費用以外に以下のポイントが挙げられます。

  • 運用マニュアルにこだわりたいから
  • 子テーマがあるから
  • 多機能で余計なプラグインを入れずに済むから
  • 長年の開発継続実績があるから

一番の理由は開発者様の開発継続姿勢に賛同しているからです。これまで何度も開発終了による修正に煮え湯を飲まされていますが、Cocoonの開発者様は開発継続の為に事業売却をされるなど、並々ならない決意を感じます。

国内から海外まで様々なサーバーなどのサービスを利用してきましたが、現在は「ムームードメイン+ロリポップ」が一番コストパフォーマンスに優れていると感じます。昔はロリポップは不評でしたので、時代は変わるものだと思っています。

お勧めの契約は1年以上の契約でドメイン取得・維持費とバックアップ機能も無料で付いてくる「ハイスピードプラン」です。1年契約ですと1月あたり1,000円しませんし、3年契約にすると1月あたり600円弱になります。最初は1年契約で、NPOの活動が続けられそうだったら2年・3年といった長期契約で更新するのがお勧めです。

影山
影山

本投稿は以上となります。ホームページ作成サービスをご利用いただいた方には、ご満足いただけるようサポートさせていただきますので、是非、ご検討くださいませ。